2021年9月7日
1st ボード使用例
六本木スタジオの1スタジオと言えばなんと言っても「自然光」。そして「ボード使用」が特徴のスタジオです。しかし、どうやってこのボードを使って良いのか、自然光で雰囲気の良い空間だけどどう撮影したら面白いのか。そんな声も多く、今回スタッフの経験を元に4つの例をご紹介します!
まず一つ目は1スタジオの引き側を使った撮影です。ベージュのボードを窓際に持ってきて背景として使用します。写真右方向から自然光でのライティングになります。
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7363_c.jpg)
これで撮影してみると…
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7367_0915.jpg)
自然光と背景の色が相まって仕上がりはフワッとして優しい印象になります。
ベージュの他にもグレー・ホワイトのボードもあり、それぞれの組み合わせにより背景のバリエーションを増やすことができます。斜めにボードを配置できたりもするので少しの空間を使っての撮影も可能です。
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7436_c.jpg)
例えばグレーとベージュを両開きにするとこの様な感じになります。ここで撮影してみると…
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7434_0915-scaled.jpg)
グラフィカルで落ち着いた背景での撮影になります。
また、奥側にグレーボードを斜めに配置し、手前にホワイトのボードを置いて撮影してみます。
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7431_c.jpg)
すると…
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7428_c.jpg)
単一的な背景にアクセントとなるラインを入れることができ、スタイリッシュな仕上がりになります。
さて、次はスタジオ内で一番大きな摺りガラス側での撮影をご紹介します。
こちらも二つのセットを組んでいます。まず写真右奥のセットからご紹介します。
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7419_0915.jpg)
元からある右壁の手前にホワイトのボードを一枚、奥の摺りガラス側に一枚配置します。壁とボードの隙間に人物を立たせて、距離はありますが左手前から一灯ストロボを焚きます。
そうすると…
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7408_c.jpg)
影が右に落ちなんとも艶かしい雰囲気になります。男性のモデル撮影には良いかもしれません。
さて、次は左奥側のセットの撮影です。ボードを3つ動かして使用します。奥2枚を直角に配置しつつ、手前の一枚は先ほどの直角のボードとの間に隙間をあけつつ成りに置きます。手前のボードの裏側はもちろん自然光もありますが、あえて一灯ストロボを焚いてみます。直角に人物を立たせてみました。バウンス板も置いてみます。
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7400_c.jpg)
仕上がりはこちら。ボードとボードの間から差し込む光によって作られる陰影が美しいです。
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7388_c.jpg)
最後にボードとボードの隙間に寄り添う様に人物を立たせてみました。写真を見てみると…
![](https://www.roppongi-st.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/T4A7376_0915_c.jpg)
柔らかな光が注ぎまるで違う空間に来たかの様になりました。
以上、ここまで1スタジオでの4つのセットを紹介してきました。この様に1スタジオでの撮影は色々なアイディアによって映るものが変わるスタジオです。ボード・自然光・ストロボと使い様によっては想像以上の写真が撮れるかもしれません。この様な面白い撮影を皆様も1スタジオでしてみませんか。今後のご利用是非ともお待ちしております。