Portfolio 05 : 金谷龍之介

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スタッフ作品紹介の第5回目は、金谷龍之介。

今後したいことは、という質問に
アメリカを車で東から西まで横断したい、
そんな極端で途方もないことをサラッと言ってのける。

趣味はアサラトと絵を描くこと。
昔好きだった絵本はすっぽんぽんのすけ。

これで彼の人物像が何となく掴めただろうか。
そんな彼の作品をいくつかご覧ください。




























大学2年生のある時、比較文化を学んでいた彼は研修でインドに行くことになる。
記録用に安い一眼レフのカメラを手に入れ、観光地から地元の人しか知らない様なディープなスポットまで訪れた。
それらの街並みやそこで生活する人々の写真を撮ることになる。

そこでの撮影が思う以上に楽しく、彼は帰国後すぐに思い切って個展を開くことを決める。
インドで撮影したいわゆる「スナップ写真」20枚程を集めギャラリー兼カフェで開催した。

個展終了後は気持ちも新たにスナップ以外のポートレートやその他の写真を撮り始める。
主に知り合いである古着屋さんのオリジナル商品の写真やシンプルな人物写真といった
ファッションに関連したものや、アーティスト写真を中心に撮影している。

彼にとって写真を撮ることは人間観察のようだという。
写真を撮っていたら出会うはずのない世界の人と関わることができ、
その中で「人」を知り、自分の中で新しい考え方や価値観が生まれることがある。

写真の表面的な部分は変わらない、もしくは変わっていたとしてもそれは気づかないかもしれない。
それでも意識は変わっていくし、時間が経てばそれに気づくことがあるかもしれない。
これから自分がどうなっていくのか楽しみだし、極端な話、爺ちゃんになった時に今撮っている写真はどう見えるのかなぁ、と
今後の写真との付き合い方を既に楽しんでいるようだ。

そんな彼は最近写真集を制作しているようで、4月15日から17日に代官山のStudio 4Nで販売・展示会を開くそうだ。
この記事をご覧になってる皆さまも足を運んでみてはいかがでしょうか。



金谷 龍之介
Ryunosuke Kanaya

経歴

群馬県出身

2020年 拓殖大学国際学部国際学科 卒業
2020年 六本木スタジオ入社
2022年 六本木スタジオ 8月 卒業
2022年8月より フリーランスとして活動中