Portfolio 02:角田 絵理香

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スタッフ作品特集の第二回は角田絵理香。

小学校の修学旅行で撮った写真を周りの人に褒めてもらったのがキッカケで写真を始めた彼女。

最初は学校の帰り道の田園風景や雪景色を夢中に撮っていたが、いつの間にか自分を表すツールとして写真をここまで続けてきた。

そんな彼女の最近の作品は、見知らぬ人の仕草や心情をも想像できる。そんな写真たちである。

第一印象はなんと言っても写真全体の色味である。

それに加え、多重に映し出される表情と被写体の動きの残像によりこの作品はどこか現実からほど遠いところにある印象を抱く。

表情のそれぞれは意味深な笑みを浮かべていて見る側に不思議な感覚を呼び起こすものであったり、

凛とした佇まいの女性からはどこか強い意志を感じ取ることができその人のことを更に知りたいと思わせる。

他にも、妖しくも艶かしい雰囲気を持ち、見慣れた有名絵画の中の女性と対峙した時のようなあのハッとする感覚を味わうことのできる写真も中にはある。

初めて会った時の雰囲気、普段の行動、好きなもの。
そういった要素から「その人らしい」を彼女は感じるという。
彼女が撮影の中で見つけたその人の綺麗な角度や表情がそれらの要素に更に味つけされる。

彼女が一人の人をイメージする時、一色ではなくいくつかの色を混ぜ合わせることが多いという。
それ故、彼女の作品はこの様に原色と違った穏やかな色に仕上がっている。

彼女がその人をイメージしたカラーの世界に「その人らしい」という要素全てを落とし込んだ時、ようやくこの美しくも不思議な空間は形成される。そこに対面した私たち見る側もそこに写る人の人柄を知れた気になる、否、知っていた気にさえなるのは、彼女が抱くそこに映る人への温かい眼差し故であろう。

親しみを感じることのできるこのカラフルなシリーズは今後も続いていくようだ。

彼女の今後の作品に乞うご期待ください。

角田 絵理香
Erika Kakuta

経歴

北海道出身

2018 札幌ビジュアルアーツ 卒業
2018   六本木スタジオ 入社
2021   六本木スタジオ 卒業予定